朝の東寺で山田忍良師と味わうまるごとの弘法大師・空海(2017年11月26日・午前)

[京都・お坊さん歩。(season2/2017年秋・第12回)]
朝の東寺で山田忍良師と味わうまるごとの弘法大師・空海

真言宗総本山東寺・山田忍良教学部長より

東寺は、796年に桓武天皇によって創建されました。
823年に嵯峨天皇より空海に下賜され、真言宗のお寺となりました。
空海は伽藍のほとんどを計画し、特に講堂に安置された21体の仏像群は「立体曼荼羅」と称され、空海の思想の根本が表現されていると言われています。
当日は、境内の西の一郭にある大日堂にて、東寺の歴史、伽藍の配置、空海の思想などについてのお話をさせていただき、各お堂の拝観に移ります。
先ず、現在修復中である「御影堂」「不動堂」の説明。
続いて、通常公開されていない「小子房(しょうしぼう)」にて、昭和9年に描かれた堂本印象画伯の約60面に及ぶ襖絵の特別拝観。
最後に、国宝「金堂」の内陣に安置される薬師三尊像、重文「講堂」の内陣に安置される21体の立体曼荼羅、「五重塔」を拝観しながら、詳しく説明させていただきます。
東寺は真言宗の根本道場ですが、21日の空海のご命日に開かれる「弘法市」のように、宗旨宗派を問わずたくさんの老若男女が訪れるお寺となっています。
唐で仏教を学び、優しく民衆にまで弘めて下さった空海・弘法大師の御心を、わかりやすく伝えることができれば幸いです。

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[京都・お坊さん歩。(season2/2017年秋・第12回)]
朝の東寺で山田忍良師と味わうまるごとの弘法大師・空海

▼案内人:真言宗総本山東寺・山田忍良教学部長
▼日時:2017(平成29)年11月26日(日)9:00~12:00(8:30 受付開始)
▼集合場所:真言宗総本山東寺・大日堂(京都市南区九条町1)

*朝は真言宗総本山東寺・大日堂に入ってお待ちください。
9:00
大日堂にて、東寺の歴史、伽藍の配置、空海の思想などを説明。
10:00
「御影堂」「不動堂」、通常非公開の「小子房(しょうしぼう)」を参拝。
11:00
国宝「金堂」薬師三尊像、重文「講堂」内陣の立体曼荼羅、「五重塔」を拝観。
12:00
大日堂にて解散。

▼参加費:4,000円(*参加費には拝観料、保険料等が含まれています)
▼定員:20人(*定員に達した時点で締め切ります)
▼参加予約:参加申し込みは、こちらのページから

もしくはメール aruku@bukkyo.tv  まで。

▼主催/連絡先:京都仏教文化フォーラム「京都・お坊さん歩。」係
(京都市東山区三条通白川橋東入五軒町125)
◆キャンセルポリシーについて 
メール:aruku@bukkyo.tv 電話番号:090-1484-3480(福井)